崩れる脳を抱きしめて(知念実希人)レビュー

神奈川の病院に実習に来た碓氷先生と、脳に”爆弾”を抱える、弓狩環、朝霧由のラブストーリーです。
担当医と患者だった碓氷とユカリさんですが、自分を縛っていた呪縛から解き放たれると、お互いを想うようになるのでした。しかし、時限爆弾はある日、爆発してしまうのです。ユカリさんはどんな状況で亡くなったのか、碓氷の実習は幻だったのか、遺産はどうなるのか、終盤では、ユカリさんについての驚くべき真実が続々と解き明かされていきます。
 
終盤はもちろんのこと、個人的には碓氷の父親の真相も、グッとくる内容でした。さすが、本屋大賞ノミネート!人間それぞれが、見えない“爆弾”を抱えていて、病気や交通事故などで死んでしまうことに気づいていない世の中の人は多いですね。
私は、いつからか、ある日突然死んでしまうことを考えて後悔しないように生きようと思うようになりました。子供の頃、曾祖母が亡くなったことなどが影響しているのかもしれません。
ある日死んでしまうと考えたら、大切な人には優しくしないと後悔しますし、好きな友人と酒を飲んでおかないと後悔します。後悔しないように生きたいです。
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