アキラとあきら(池井戸潤)

読み終わった感じとしては、「さすが池井戸潤」というところでしょうか。半沢直樹シリーズと似たようなテイストもあります。

山崎瑛と階堂彬という2人のアキラが主人公です。かたや中小(零細?)企業の息子、かたや大手海運会社の息子といった生まれ育ちで、歩む道のり、運命の違いが描かれています。
同じ大学に入学し、同じ会社に入ることになりますが、どちらも優秀で新入社員研修から一目置かれる存在となります。その後彼らが厳しい状況、自らの運命に立ち向かい、乗り越えていく様がとても面白い作品となっています。
解説にも書いてありますが、小学生の様子から30年間くらいの様子を書いてあるので、読み応えがありますが、読んでいて飽きたり、だれたりしない文章の運びなのが印象的でした。序盤に出て来た登場人物が、後々また仕事上のつながりで出て来たりというのも嬉しい感じでした。
ダブル主人公なのが珍しく、また敵である叔父たちや龍馬と和解していく流れも鮮やかです。
小説
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