この嘘がバレないうちに(川口俊和)レビュー

今回はこちらの本のレビューです。
この嘘がばれないうちに
川口俊和


発売してから結構経っているので今更感はありますが。
以下の『コーヒーが冷めないうちに』の続編です。
過去に戻れることができるという喫茶店での物語です。しかし、過去に戻るにはルールがあります。
・過去に戻るには、いつも幽霊が座っている席が空いたタイミングで、そこの座らなければならない。幽霊が席を立つのは1日に1回、トイレに行く時だけ。
・過去にその喫茶店に訪れたことがある人にしか会えない
・過去に戻っても、席を立つことはできない。立つと現在に引き戻される
・過去に戻っても、現在や未来を変えることはできない。
・コーヒーが注がれると過去に戻れるが、そのコーヒーが冷める前に飲み干して、現在に戻らなければならない。
このような設定の喫茶店での物語です。
本作『この嘘がばれないうちに』では、死んでしまった親友に会いに行く男、母親の葬儀に出られなかった息子、結婚できなかった恋人に会いに行く男の、妻にプレゼントを渡せなかった刑事の話となっています。
私としては、一章の死んでしまった親友に会いに行く男の話、四章の妻にプレゼントを渡せなかった刑事の話でうるっときてしまいました。
(涙もろくなったのか?)
先の設定の通りなので、どんでん返し感は無く、ちょっとベタかもしれないのですが、それでも親友と男のやりとり・妻と刑事のやりとりには目頭が熱くなりました。面白かったです!
小説読書
スポンサーリンク
ぴろセルフインベストメント