父からの手紙(小杉健治)

小杉健治(2006)『父からの手紙』光文社文庫

毎年誕生日には、離婚した父親から手紙が届いた。父の味のある字で、姉の麻美子と弟の伸吾を励ますものだった。コンサルタント会社の高樹との結婚を控えた麻美子ほ、結婚に希望を見出せないものの、仲のいい知り合いの製作所が助かるならと、諦めていた。
そんな中、婚約者が殺され、伸吾が逮捕されてしまう。
そこから、父の影を追い出した麻美子は、探るうちに悲しい事実に巡り合ってしまう

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本屋で2006年初版だけど、まだ売れてるというポップが付いていたため、読了きましたが、ミステリーっぽさがある、切ない物語でした。
麻美子視点とは別に、秋山圭一の視点があり、終盤まで二者の繋がりがわからないままてますが、終盤で事実が明らかになってくると、なるほど、と思わされます。
子供が50歳の誕生日になるまで手紙を書き続けた父親を想像すると泣けてきました。圭一が言うように間違った方法なのだとは思いますが、父親の気持ち・意思はすごいなと思います。

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