マイホーム価値革命(牧野知弘)

本来、マイホームに対して、効用(自分の住み心地)と投資を両立させるのは厳しいこと、いかにマイホーム信仰が起こったのかということを説明しています。

著者は、家には、
1.購入するか、賃貸するかという他に、
2.購入するなら効用を求めるか、投資成果を求めるか、という選択があり、
3.投資として購入するのであれば、売って売却益をもとめるのか、貸して賃料収入を得るのか、という選択まであると言います。
高度成長期の住宅供給不足・需要超過という状況から、マイホームは買った後も価格が上がりやすい状況だったこたから、マイホーム信仰と「買えば資産になる」という言説は広まりました。
しかし、今では駅からバスの物件などは到底購入価格では売れませんし、加えて二世帯住宅も売れない・貸せない・相続すると厄介という、三重苦になっています。マンションも住人が高齢化していますし、修繕積立金は足りていないのが現実のようです。
また、これからは次の理由によって、住宅供給が増えると著者は言います。人口の減少、供給者の論理で増えてきた貸家、団塊世代からの住宅相続、生産緑地法の指定解除です。特に後者2つの影響で、2022年には住宅供給が増えると考えられています。(そして、ファミリータイプの賃貸も増えると著者は言います)
また多くの人の勘違いとして、未来永劫にわたって、今の形のまま建物が存在すると思っています。しかし、建物は劣化をしますので、必ず修繕が必要です。
土地は劣化しませんので、土地の価値は重要です。今の時代、ネットでも地歴や地盤が調べられるようです。土地の価値に目を向けて、不動産のことを考えたいと思いました。
投資・節約読書
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