ユートピア(湊かなえ)

続けて、湊かなえ作品を読んでみました。次も湊かなえかもしれません。笑
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鼻崎ユートピア商店街と、鼻崎町を舞台として、すみれ・菜々子・光稀と、菜々子の娘久美香、光稀の娘紗也子の物語。
心因性で歩くことができない久美香と紗也子は祭りでの火事をきっかけに仲がよくなった。祭りでスミレの作ったストラップを買ったことを紗也子が詩にし、それが新聞に載ったことで、「クララの翼」の活動がスタートする。すみれがブログに載せ、メディアにも露出していくことで、寄付額がたまっていったとき、久美香が歩けるという噂が流れる。悪い話がエスカレートする前にクララの翼を解散することになるが、そんなとき紗也子と久美香が誘拐される事件が起こる。
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最後の伏線回収で、紗也子の回想となっていましたが、「そうだったのかぁ」と思わせる内容でした。驚きはそこまでないものの、納得できる結末だったと思います。健吾は悪い人なのかと思いきや、紗也子の回想によるといい人らしいです。都会に憧れを抱く光稀や、陶芸で生計を立てようとするもなかなかうまく売れないすみれ、ずっと鼻崎に住み鼻崎の良さなどあまりわからない菜々子など細かい微妙な人間模様が描かれた作品でした。
小説
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