大学の話をしましょうか(森博嗣)レビュー


「スカイ・クロラ」や「すべてがFになる」などで有名な作家、森博嗣の本です。
森博嗣は国立大学の工学部で教鞭をとる傍ら小説を書き始め、一気に人気作家になった、珍しい経歴の持ち主です。
本書では、そんな森が大学に対する個人的意見を述べる内容ですが、これが意外と面白かったです。
私は他にも、この著者のエッセイ的なものを読んだことがありますが、論理的かつ、面白い視点で物事を捉えています。
本書でも、なぜ18歳人口が減って、大学が淘汰されることはダメなのか。淘汰されてもいいではないか、と言うような、たしかに最もな意見だけど、なかなか人が言わない、ということを述べています。
大学は「研究」の場であって、受動的に知識を授かるのではなく、主体的にそこで研究したい人がくるところだ。
助手の頃が最も研究ができたが、助教授、教授は雑務が多すぎる。など、大学教員の生の意見が聞けて面白い一冊でした。
大学職員読書
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