10分後にうんこが出ます:排泄予知デバイス開発物語(中西敦士)

今年一番良かった本。個人的な経験も重なり、終始涙目で一気に読んだ。
著者は、トリプル・ダブリュー・ジャパンの社長。アメリカのバークレーに留学していた頃、引っ越し作業の途中に野外で、便を漏らしてしまう。そこから、便を作らない体になれないか、便の臭いを無くせないか、便をラップのようなフィルムで包まれて出てくるようにできないか等、様々な思考を繰り返し、便が出るタイミングを予測するという案に行き着いた。
しかし、著者はバリバリの文系。そこで、アメリカで出会ったベンチャーキャピタリストや、同級生の力を借りながら、奮闘した。また試作品の作成については、試行錯誤を何度も何度もくりかえした。また、ウェアラブルデバイスDfree
実現すれば、どれほどの人たちに役立つかや、尊厳ある生活のために、いかに自力で排便することが重要かを述べている。
排便は誰もが行うし、高齢化や疾病の関係で、排便のタイミングがわからなかったり、失敗してしまうことがある人たちがいるため、ビジネス的にも成功するという確信をもってやっていて、非常に心を掴まれた。
昨年あたりからDfreeのことは知っていて、できた経緯も記事か何かで読んで知っていたが、詳細なこと、苦労、思いが記された本書を読み、めちゃくちゃ応援したくなった。
読書
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