
Amazon.co.jp: 臆病者のための億万長者入門 eBook : 橘 玲: 本
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これまで、金融以外にも不動産投資について書籍を読んできたが、本書を読んで「なるほど、不動産投資は情報の非対称性が大きい取引か」と思った。
有価証券と不動産投資を比較して解説してるのは面白かった。
確かに不動産投資の得の方が多ければ、わざわざテナントを借りる業者・店は無いはずだ。全部、不動産屋が買ってしまうだろう。
また家賃保証というのは、空約束というのは怖いなぁと思った。不動産屋が借りて払ってくれるにしても、そのうち金額変えられたり、修繕を要求されるのは、家の所有者(不動産投資家)にとって負担大きいだろな。
あとは普通預金が汎用性の高い資産運用だとは意外だった。
確かに日本がやばくなるなら1000万円まで保障される普通預金は良いかも。また、名目利率が低くても、物価が下がるなら実質利率は高くなるというのも忘れていた視点。でも、別の本でライフネット出口さんが述べてたけど、日本がやばくなる=日本国債のデフォルトだとしたら、多額の国債を保有している民間金融機関はどこもかしこも潰れるから、預金者保護機構で保護されていれば本当に大丈夫なのだろうか。
もちろん、物価が上がれば、普通預金は実質的に目減りですけど。
日銀が物価上昇率2%を目指して、無理だったわけですし。。。
明日からの、金融政策決定会合での”総括”が気になるところですね。