「決め方」の経済学―「みんなの意見のまとめ方」を科学する(坂井豊貴)

いつもの、タイトルに惹かれ読了。今回は図書館。

読んでて感じた大きなテーマとしては多数決は万能なのか。本当に民意なのか。ということ。
小学生の頃から今まで多数決で決定する事項というのは多かった。学級委員だったり、生徒会だったり。選挙もそうだ。しかし、それらは自分の1票を、自分一番支持している1人にしか投票できない。ここに、多数決のうまくいかない部分があるなんて、知りもしなかった。ゴアとネーダー、ブッシュの例を出し、似たようなマニフェストの候補者が現れて、票が割れると選挙結果は変わることや、決選投票付き多数決や総当たり戦など、決定方法に種類があるのは面白かった。
1番支持している候補者に3点、2番目の候補者
に2点、3番目に1点というボルダルールというのは初めて聞いたが、これ非常に興味深かった。
136ページの、有権者がコイントスよりも正しく判断できないと自覚しているとき、多数決は誤った結果となるから、多数決とは逆の結論を出す(少数決にする)と正しい、というのは面白かった。それを自覚できる人は賢そうという筆者の意見もうなづける。笑
マンションのエレベーター改修工事の負担や、新興宗教に入ってる佐藤と、入っていない中田の話、決闘罪の話も面白かった。
中身としては非常にわかりやすいながらも、なるほど確かに、と思うような事例でためになった。
読書
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