孤独死大国(菅野久美子)

ツイッターHONZで紹介されていた文章が衝撃的で、孤独死に興味を持ちました。

著者の本を図書館で探したら、記事タイトルの本があったので読んでみました。

年間3万人を超え、自殺よりも多い孤独死。今後は、孤独死は増えるのか、自分の家や親しい人の家は大丈夫か、気になりますよね。
本書では主に、孤独死のリアルや、残された家族の思い、孤独死防止の方策について書かれていました。
結婚していても、いつかはどちらかが先に亡くなるため、孤独死はあり得ることは盲点でした。
また、個人的にはあまり好きではないと思っていた地域のつながり(近所でのおすそ分けや、お茶飲みなど)が、孤独死対策として有効であることや、孤独死の対策になりそうなITサービスは勉強になりました。今では、湯沸かしポットの使用が自動でメールになったり、見守りカメラセンサーがあったり、画像認識でスマホに通知されたり、様々なサービスがあるんですね。
そして、一番意外だったのは、読書会が人との関わりを生むものとして紹介されていたことです!猫町倶楽部という読書会では、課題図書はあるものの、話はよく脱線するそうです。でも、それを通して自分語りをして、人と仲良くなって、近くに住むようになるほどとは驚きました。
ちょっと行ってみたいなと思いました。
昔、大学時代のゼミの先生は、「孤独死は、最後まで自立して生きていたという場合もあるから、全てが悪いわけじゃない」と言っていました。
ただ、この著者が問題としているのは、「亡くなってから1週間や1ヶ月発見されないこと」です。
これは確かに、人との関わりが極度に少なかったり、セルフネグレクトしていたりという問題から、亡くなっても周りに気づいてくれる人がおらず、家族にトラウマを生じさせたり、後悔を感じさせたり、物件がひどい状態になってしまったりし、問題だと感じました。
読書
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