そして名探偵は生まれた(歌野晶午)

葉桜の季節に君を想うということ』で有名な歌野晶午の作品です。私はそれも読んだことがあったので、こちらも買ってみました。短中編集で、4つの作品が入っています。解説にもありましたが、歌野作品では、読者へもフェアに情報をだして、登場人物と同じ境遇で推理できるようになっています。

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そして探偵は生まれた
名探偵の景浦と助手の武邑が事件に巻き込まれ、それを解決したお礼にと招待された保養所で殺人が起こる。アラミツグループの代表荒垣が密室で殺されたが、犯人が現場から出た形跡はない。景浦は一旦犯人を見出したようだったが、確かめる必要があると言い、その後外部からの侵入による反抗による反抗と結論付ける。

生存者、一名
屍島(かばねしま)における無人島サバイバルの中で生き残ったのは誰かを読み解いていく話。はじめにニュース文章として生存者一名、死者五名との報道が示され、実際の屍島の様子が描かれていく。続々と死んでいく一行だったが、生存者についての情報が徐々に明らかになっていく。

館という名の楽園で
学生時代探偵もの・ミステリーが好きだったメンバーを集めて、館で謎解きを企画した主人公には、驚くべき秘密があった。館にはどのようなトリックがあったのか、どのように被害者役のもとへ行ったのか。

夏の雪、冬のサンバ
外国人たちが住む古いアパートでの殺人事件が起こった。キノシタとは誰なのか、密室の謎は解けるのか。探偵八神はあっという間に不審な者に気づいていたが、死体のいちが丁度よかったので動かさなかった。キーワードは傾いた部屋と時差。
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小説
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