影踏み(横山秀夫)

ノビ師という、在宅している家に入り盗みを働く泥棒の話。
この泥棒には、死んだ双子の弟、啓二がいる。その啓二は、主人公であるノビ師の真壁修一の頭の中で、独立した意思をもって存在している。つまり、頭の中で修一と啓二が会話できるということ。

この設定と、無骨な感じでありながら義理堅い主人公がなかなか面白かった。
真壁は、刑務所から出て、自分を通報した家の女を探しだそうとする。その女は当時、真壁が侵入した際起きていて、夫を殺そうとしていたはずだった。しかし、殺人事件などの形跡はなく、その真相を知るため、女を探すのだった。
先々で登場人物が死んだりヤクザが出て来たりと、少し群像劇っぽかったけど、結局主人公は、久子を大切に思う、いい人な感じだった。
小説
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