[rakuten id=”book:19065862″ kw=”バカでも稼げる「米国株」高配当投資 バフェット太郎”]
今回はバフェット太郎さんの書籍レビューです。
バフェット太郎さんは、冒頭の方から、アンチが多い投資家と自虐しつつも、残念な投資家をバッサリバッサリ切っていく文体で書いています。
本書の主な主張
- 米国株(ETF含む)がパフォーマンス高い
- 個別株がどれでも良い訳はなく、営業キャッシュフロー (CF)が安定していて、連続増配をした実績のある株がおすすめ
- 景気循環を考えてセクターを分け、10銘柄くらいに分散して等金額を投資し、配当再投資を行う戦略がよい
- 月に一回、時価ベースで一番割合が低い銘柄にまとまったお金で買い増す(手数料を考えると、12万円以上)
- 個別株はやりたくない、管理コストを減らし簡単にやりたいならETFもおススメ
というものです。
感想としては、たしかに実績ある銘柄に投資し、配当で株を書い増すのは、簡単だし良さそうだと感じました。
配当再投資の実績、リターンを示す一部の図では投資金額の説明がなく、怪しいと感じた部分もありましたが。苦笑
具体的な銘柄も出ていました。流石に米国の大型株ですし、これまでも有名だった企業なので、名前出してもそのせいで、ボラティリティが高まる(価格の上下が短期で激しくなる)こともないのでしょう。
S&P500のETFと、バフェット太郎のポートフォリオのメリット・デメリット
メリット・デメリットは以下です。
S&P500
バフェット太郎ポートフォリオ
私が、バフェット太郎30銘柄から選ぶとしたら、景気循環別に
回復:WFC(ウェルス・ファーゴ)
好況:EMR(エマソン・エレクトリック),MCD(マクドナルド)
後退:XOM(エクソン・モービル)
不況:PG(プロクター&ギャンブル),KO(コカ・コーラ), JNJ(ジョンソン&ジョンソン),SO(サザン),PM(フィリップ・モリス・インターナショナル),VZ(ベライゾン・コミュニケーションズ)
ですかね。
やろうと思ったものの、本書のAmazonアンチレビューを見てしまって尻込みしてしまいました。苦笑しかし、バフェット太郎さんが言う通り、最低でも10〜15年の長期保有しないとわからないし、そもそも著者は出口戦略はなく、配当をもらい続けるとの姿勢です。
最後に著者が言うクソださい投資家の特徴を少し挙げます.。
- 向こう見ずな全力買い
- 欲豚の底値買い
- 鵜呑み君のブレブレ投資
- 下心による配当再投資見送り
などなど、私も心当たりがありまくる特徴があがっていました。皆さんもそうならないよう気をつけてください。
私は個別株は不安になってしまったのでVTIにしようかと思います・・・。