バカでも稼げる「米国株」高配当投資(バフェット太郎)レビュー

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今回はバフェット太郎さんの書籍レビューです。

バフェット太郎さんは、冒頭の方から、アンチが多い投資家と自虐しつつも、残念な投資家をバッサリバッサリ切っていく文体で書いています。

目次

本書の主な主張

  • 米国株(ETF含む)がパフォーマンス高い
  • 個別株がどれでも良い訳はなく、営業キャッシュフロー (CF)が安定していて、連続増配をした実績のある株がおすすめ
  • 景気循環を考えてセクターを分け、10銘柄くらいに分散して等金額を投資し、配当再投資を行う戦略がよい
  • 月に一回、時価ベースで一番割合が低い銘柄にまとまったお金で買い増す(手数料を考えると、12万円以上)
  • 個別株はやりたくない、管理コストを減らし簡単にやりたいならETFもおススメ

というものです。

感想としては、たしかに実績ある銘柄に投資し、配当で株を書い増すのは、簡単だし良さそうだと感じました。
配当再投資の実績、リターンを示す一部の図では投資金額の説明がなく、怪しいと感じた部分もありましたが。苦笑

具体的な銘柄も出ていました。流石に米国の大型株ですし、これまでも有名だった企業なので、名前出してもそのせいで、ボラティリティが高まる(価格の上下が短期で激しくなる)こともないのでしょう。

S&P500のETFと、バフェット太郎のポートフォリオのメリット・デメリット

メリット・デメリットは以下です。

S&P500

・少額からでも幅広く分散投資

・市場平均と同等のパフォーマンス

・簡単

・割高になっている株をより多く買うことになる

・永遠に市場平均に勝てない

・右肩下がりの弱気相場で損を続ける

バフェット太郎ポートフォリオ

・安定した配当

・弱気相場に強い

・割安な株をより多く買い増す

・長期的に市場平均に勝つことが期待できる

・ETFのような分散はできない

・強気相場には弱い

・市場平均に負ける可能性がある

・個別銘柄の倒産リスクあり

私が、バフェット太郎30銘柄から選ぶとしたら、景気循環別に

回復:WFC(ウェルス・ファーゴ)

好況:EMR(エマソン・エレクトリック),MCD(マクドナルド)

後退:XOM(エクソン・モービル)

不況:PG(プロクター&ギャンブル),KO(コカ・コーラ), JNJ(ジョンソン&ジョンソン),SO(サザン),PM(フィリップ・モリス・インターナショナル),VZ(ベライゾン・コミュニケーションズ)

ですかね。

やろうと思ったものの、本書のAmazonアンチレビューを見てしまって尻込みしてしまいました。苦笑しかし、バフェット太郎さんが言う通り、最低でも10〜15年の長期保有しないとわからないし、そもそも著者は出口戦略はなく、配当をもらい続けるとの姿勢です。

最後に著者が言うクソださい投資家の特徴を少し挙げます.。

  • 向こう見ずな全力買い
  • 欲豚の底値買い
  • 鵜呑み君のブレブレ投資
  • 下心による配当再投資見送り

などなど、私も心当たりがありまくる特徴があがっていました。皆さんもそうならないよう気をつけてください。

私は個別株は不安になってしまったのでVTIにしようかと思います・・・。

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この記事を書いた人

経理・財務経験が6年程度の大学職員です。

資格:簿記2級、FP2級、TOEIC L&R 880点
投資年数:10年
投資経験:投資信託(インデックス投資)、米国ETF、トラリピ(FX自動売買)、トライオートETF(株価CFDの自動売買)、暗号資産(仮想通貨)

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