「FLOORPACK」と「かわるビジネスリュックmini」の比較レビュー

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私は普段、仕事用のバッグもリュックを使っているのですが、リュックには中身が上下で整理しづらくごちゃごちゃしてしまうという問題がありました。

インターネットでいろいろ探していたところ、2階建て構造のリュックが2種類あることを見つけました。

本記事では、FLOORPACK(旧型)(以下、特に断りがない場合は旧型を指します)とかわるビジネスリュックminiを両方購入した私が、どちらも使った感想などをシェアしたいと思います。どちらが良いのか迷っている方の参考になれば幸いです。

目次

通勤バッグとしての私の前提条件

私は通勤用のバッグを探していたのですが、条件としては以下を考えていました。

  • 最低限の容量として、A4サイズの書類やクリアファイルと、500mlのマグボトルやペットボトルが入ること
  • PC用のポケットがあること(A4サイズが入るポケットと兼ねるでもOK)
  • 以上を満たしていて、極力小さくて、ゴツくないこと
  • (できれば)水筒や折りたたみ傘をしまえる内部ポケットがあること

この条件をもとに絞ったところ、2階建て構造のリュックというものを知り、dripの「FLOORPACK」とSUPER CLASSICの「かわるビジネスリュックmini」を候補としました。

SUPER CLASSICには「かわるビジネスリュック」(名前にminiとついていない)もありますが、そこまでの大きさ(容量20L)は私には必要ありませんでした。

FLOORPACK

FLOORPACKについての良いところ、気になるところ感想を簡単にまとめると以下のとおりです。

  • ミニマルな感じでデザイン・質感が良い(主観)
  • 上部のジッパーを開けるとガバっと開いてモノを出し入れしやすい
  • 上部の小ポケットが使いやすい
  • ペン用のメッシュポケットがあって嬉しい
  • 片方の肩で背負いながら下部のジッパーを開けやすい
  • (メリットと表裏一体)容量がやや少ない
  • 背負うベルトが薄い
  • 背負うベルトの長さが変わりやすい
  • 1階部分の内側にあるサイドポケットに水筒や折りたたみ傘などを入れると、2階建てにしづらい(干渉する)

以下で少し詳しく見ていきます。

良い点

まず、デザインとサイズ感が良いです。前提条件で書いたように、あまりゴツかったり大きかったりするのは好みではなかったのですが、FLOORPACKはちょうどいいサイズでデザインもよいです。

また以下の画像のように、ガバっと開くので出し入れがしやすくなっています。

drip公式オンラインショップより引用

また上部にある小さなポケットが、イヤホンや鍵の収納場所として便利です。視認性を高めるためのホワイトベージュというのが嬉しいですね。

また最近まで忘れていたのですが、メッシュポケット2つの横にペン用のメッシュポケットもあります。ペンケースに入れるほどではなく多機能ペンを1本持ち歩く身としては、ペンがバッグの中で迷子になることが多かったので助かります。

最後に、片方の肩で背負ったまま下部ポケットのジッパーを開いてモノを出し入れできるのも良いです。ダブルジッパーなので、右と左どちらかに寄せておけば、自分が使いやすい方から出し入れできます。

もうちょっとという点

次にもうちょっとという点ですが、まずは背負うベルトが薄いです。通勤ではなくプライベート用として無印良品のリュックを使っているのですが、これと比べるととても薄く感じます。また後述のかわるビジネスリュックminiと比べても薄い感じがします。長時間背負ったまま歩く状況では(中身の重さにもよりますが)疲れやすいかもしれません。

また、背負うベルト関連でもう一点あります。他の人のレビューでも書かれていますが、このベルトの長さ調節がよく動いてしまいます。ベルトクリップを使うとこのデメリットは解消されるようです。

最後に一番大きいことですが、私の場合職場には毎日水筒(500ml)を持っていっています。なので、それを内部のサイドポケットに入れると、2階建てにする仕切りと干渉してしまいます。無理やり入れようとしても厳しかったです。

水筒の少し上に写っているマジックテープから干渉することがわかります。

水筒の高さが21.6cmなので、もう少し低い高さ(19.7cmくらい)の水筒なら高さ的には入るかもしれません。私が探した限りでは以下の水筒(マグボトル)が入りそうです。

ただ、サイドポケットでは出し入れがしにくいと思われるので、その場合はサイドポケットを使わないことをおすすめします。ちなみに私は前述の通り高さ的に2階建ては厳しいので、サイドポケットに入れて仕切りは使わず、普段は1階2階を区切らず使っています。

横にすれば2階建てでも入るけど、漏れるのが心配

しかしながら、内部ポケットにマグボトルを入れられるし、反対側のサイドポケットには折りたたみ傘を入れられるし、なんだかんだデザインとサイズ感が良いので満足して使っています。またオフの日にカメラを持ち出すときはFLOORPACKの2階部分にカメラを入れて便利に使っています。

かわるビジネスリュックmini

次にかわるビジネスリュックminiについて簡単にまとめると以下のようになります。

  • 容量が大きく、1泊の出張でも余裕で使える
  • 横にして手提げ状態でも使える(取引先訪問などではフォーマル感がでる)
  • シルエットが型くずれしづらい
  • 外部(他人)から開けづらいのでセキュリティ的によい
  • モノの出し入れがしづらい
  • 仕切りを取っ払えない(2階建てにしない場合は1階部分から2階部分へ押し出す)
  • ややゴツい印象

良い点

まず良い点として容量が大きいです。1泊2日の出張で使いましたが、結構余裕でした。(もちろん人によって荷物量が違うとは思います。)

また手提げ状にもできるので、取引先訪問などがある営業の方はこちらのほうがフォーマル感がでるように思います。ただ、世間の常識は変わっていくものなので、今はビジネスリュックもメジャーになってきたかもしれません。

そしてシルエットが崩れにくいです。もちろん完璧ではありませんがFLOORPACKよりは硬めの質感となっています。

また外部(他人)からは開けづらい(開けても振動などですぐ気付ける)構造なので、セキュリティ的にはよいと思います。日本は海外と比べればかなり安全なのでセキュリティを気にする必要はないかもしれませんが、海外出張などスリが気になる際は安心感があります。またダブルジッパーの部分に錠前をつけることなどもできます。

もちろん完璧とはいかないので、慢心しているとスリに遭うかもしれませんのでご注意ください。

もうちょっとという点

まず、モノ出し入れがしづらいと感じました。これはセキュリティと表裏一体かもしれません。

確かに机や床に置いた状態で、1階部分をガバっと開けると出し入れしやすいのですが、そのような置ける場所がない際は立ったまま出し入れしないといけません。そんなとき側面の端から半分くらいチャックを開けて出し入れするのは、やりづらかったです。

また2階部分にアクセスする際も、フラップがあって頻繁に出し入れするには少し面倒だと感じました。

次に、2階建て構造で使うか、1階建てのまま使うかという点で、かわるビジネスリュックminiは仕切りを取っ払うことができないのでやや内部で野暮ったい感じを受けました。もちろん好みによって、FLOORPACKのようなマジックテープでの仕切りが好きじゃない人もいるかもしれません。

最後に、私としてはかわるビジネスリュックminiは少しゴツい印象で、またちょっと大きい印象を受けました。デザイン・サイズ感としてはFLOORPACKの方が好みです。

2つのリュックの比較

次に2つのリュックを表で比較してみます。カタログ的な部分と私の主観的な部分で分けました。

カタログスペック

FLOORPACKかわるビジネスリュックmini
高さ × 幅 × 奥行き39.5 cm × 28 cm × 11.5 cm42 cm × 30 cm × 13 cm
容量13 L14 L
カラー展開ブラック(在庫なしのことが多い)
ベージュ(現在発売なし)
ブラック
グレー
重さ755gブラック:980g
グレー :880g
値段22,800円
(送料別、私の購入時は650円)
24,800円
(送料別、場合により無料)
購入できるサイトdrip公式サイトSUPER CLASSIC公式サイト
楽天市場(SUPR CLASSIC楽天市場店)
※楽天ポイントを考えると楽天市場がおすすめ
情報は公式サイトより

ここまで書いてきて重要なことを忘れていました。まず価格についてですが、どちらも大きくは変わりません。私がこれまで買ってきたバッグの中では少し高い部類でした。

また、FLOORPACKですが、dripの人気商品で在庫がない場合が多いです。私はdrip公式オンラインショップで「再入荷通知を希望する」をして通知が来るまで数ヶ月待ちました。今後も再販されるかは断言できません。

続いて、大きさ比較として、2つのリュックを並べて比較したものです。

左がFLOORPACK、右がかわるビジネスリュックmini(管理人撮影)

上記のように正面から見ると、「少しかわるビジネスリュックminiが大きいかな」という程度でパッと見はそこまで差がないようにに見えます。

左がかわるビジネスリュックmini、右がFLOORPACK(管理人撮影。先程と逆ですみません)

上から見ると幅の違いが結構わかりますね。かわるビジネスリュックminiの方が、四角く、カタログ上の大きさでも見たように少し大きくなっています。私の好みとしてはFLOORPACKの方がサイズ感と質感が良いなと思います。

私の主観的な部分

ここまでいろいろ書いてきましたが、主観的な部分を簡単にまとめると次のような感じです。

FLOORPACKかわるビジネス
リュックmini
デザイン性
2Way利用(手提げ)×
モノの出し入れのしやすさ
肩ベルトの疲れにくさ
宿泊ありの出張での利用
海外旅行・海外出張での利用

最後に

記事中で何度も書きましたが、私はFLOORPACKの方が気に入ったので、かわるビジネスリュックminiはメルカリで売却してしまいました。ちなみに売りませんが、参考として、FLOORPACKの方が手に入りづらいということでリセールバリューは高いです。

以上、dripのFLOORPACKとSUPER CLASSICのかわるビジネスリュックminiの比較でした。基本のコンセプトが似ている商品なので、迷っている方の参考になれば幸いです。

\ ver.2が発売されました /

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この記事を書いた人

経理・財務経験が6年程度の大学職員です。

資格:簿記2級、FP2級、TOEIC L&R 880点
投資年数:10年
投資経験:投資信託(インデックス投資)、米国ETF、トラリピ(FX自動売買)、トライオートETF(株価CFDの自動売買)、暗号資産(仮想通貨)

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