株式投資(ジェレミー・シーゲル)

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前に『株式投資の未来』をレビューしましたが、ジェレミー・シーゲルの考えをもっと理解したく、こちらも読みました。

初版の時系列としては、『株式投資』が先で、次に『株式投資の未来』の順です。ただ、私の読んだ版では、株式投資の方が後ろ(加筆修正された)でした。

今回の件『株式投資』では、具体的な推奨銘柄などは特に書かれておらず、歴史や、税制、評価方法、時価総額ごとのリターン、景気循環などのことがわかりやすく書かれていました。

(個人的には『株式投資の未来』の方が面白かった)

先日、ボーイング機墜落のニュースで、ボーイングの株価が下がったり、シーゲル流投資として名高いMOも株価低迷するなど、やはり個別銘柄の投資は難しいなと思いました。いくら高配当株でも株価が30%減るとねぇ。ホールドして売らない決意があれば良いのかもしれませんが。

参考ニュース

 
 
『株式投資』も内容としては『株式投資の未来』と被る部分は多かったです。
 
・インフレやリターンの観点から、債券より株式投資
・課税繰り延べ効果
・国際セクター分散投資
・長期的には為替ヘッジはそんなに効果ない
・市場(インデックス)のパフォーマンスに勝つのは難しい。買っているアクティブファンドも手数料考えたら微妙
 
あと、特に行動経済学(行動ファイナンス)の理論を解説した、P.337〜363が面白かったです。投資カウンセラーとデイブという投資家との会話は、とても共感できる内容です。
勝てない、軸がぶれぶれの投資家(私も)は、読むと良いでしょう。
 
またダウの犬戦略の、インデックス対比も載っていますので、参考になります。
 
『株式投資の未来』と両方読んだ身としては、ETFをポートフォリオの中心にし、サブ戦略として、ダウの犬戦略なり、配当貴族戦略かなーと思いました。
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この記事を書いた人

経理・財務経験が6年程度の大学職員です。

資格:簿記2級、FP2級、TOEIC L&R 880点
投資年数:10年
投資経験:投資信託(インデックス投資)、米国ETF、トラリピ(FX自動売買)、トライオートETF(株価CFDの自動売買)、暗号資産(仮想通貨)

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