女性の視点で見直す人材教育(中原淳)レビュー

本日はこちらの書籍レビューです。
最近Twitterでフォローした中原淳さん(立教大学経営学部教授)の書籍です。人材開発、組織開発を研究している方です。
本書では、職場の「歪み」はマイノリティにしわ寄せがいく、としてこれからの多様性、ダイバーシティを考えていく上で、ファーストステップとして女性に焦点を当てた本です。
女性の労働力率(15歳以上人口に占める労働力人口(就業者+完全失業者)の割合)のグラフ、いわゆるM字カーブは、Mの谷の部分が浅くなってきているが、都道府県による差は大きい状況とのことで、まず、『職場を育てる』ということを提唱しています。
女性のキャリアの移り変わりを、「スタッフ期」「リーダー期*」「マネジャー期*」「ワーママ期」ときて分け、それぞれのキャリアにおいて、女性が抱える問題や、成果を上げるための要因について、回帰分析の結果をエビデンスとして書かれています。
*リーダー期は、部下を1人以上もつが、評価権限を有しない状態。マネジャー期は評価権限を有する状態と著者定義
職場で女性の部下を持つ管理職はもちろん、そうではない女性や男性にもお勧めできる興味深い本でした。私は大学時代に経済学部で統計学も少しかじったので、理解しやすかったです。(もちろん、そうでない人にもわかりやすくなっています)
中原教授の研究室のWEBページはこちら

ほぼ毎日と言える頻度で、ためになる記事を書いていらっしゃるので、是非読んでみてください。

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