2023年末の資産額と資産配分

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家計のお金と個人のお金(お小遣い的な)に分けてお金を管理しています。なので家計部門と個人部門に分けて投資資金の多い順に紹介します。

30代の大学職員の夫とごく普通の民間企業の妻という共働き(あと子供1人)で、投資をしているとどのくらいの資産が貯まるのか、参考にしていただけると幸いです。

目次

資産額の結論

結論を先に書くと以下の通りです(いずれも評価額)。

  • 家計の資産は2,449万円(うち456万円は子ども名義のジュニアNISAなど)
  • 個人の資産は405万円

→合計 2,854万円

これまでの家計資産の推移は以下の図のようになります。

青が取得価額(いわゆる簿価、投資した金額)、オレンジ色が評価額、灰色が評価益です。

過去の資産額と資産配分については以下をご覧ください。

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以下で、どのようなアセットがいくらかということをざっくり紹介していきます。

家計

家計で投資しているのは、投資信託、国内ETF、トライオートETF(CFD)、暗号資産(ビットコイン)です。
子供の証券口座では、米国個別株、投資信託、日本個別株、国内ETFを運用しています。

家計のお金は私の給与と妻の給与の毎月の手取り額からざっくり85%くらいを割り当てています。(なので私の給料だけで貯めたものではなく、夫婦共働きで貯めたものです)

ジュニアNISAも将来の教育費なので家計としてまとめます(ただし後述する円グラフには含めていません)。

投資割合は大部分が投資信託ですがその他にも細々ETFだったり、個別株だったりをやっています。今回に限って言うと、2024年から新NISAが始まるので、特定口座で運用していた投資信託を売却してキャッシュ(預金)の比率が高くなっています。

投資対象の分類別としてはほとんど米国株式です。以下のグラフでは、投資信託やETFで米国株を対象としているものを「米国株式」としています。次に先進国株式、次にCFD、最後に暗号資産となります。

1つ目のグラフは現預金も含めた割合、2つ目のグラフは現預金を除いた割合を示しています。

投資信託

前述のグラフのとおり、米国株式の投資信託がほとんどです。実際の具体的な投資信託は以下のとおりです。主にはで購入しています。

保有銘柄
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim S&P500インデックス
  • 楽天バンガード全米株式インデックス
  • iFreeレバレッジNASDAQ100
  • 楽天レバレッジNASDAQ-100

→評価額870万円ほど(2022年12月末)

基本的にはS&P500やCRSP US Total Market Indexに連動する投資信託でインデックス投資(指数に連動するような投資)をしています。これはS&P500やアメリカ企業の株すべてにちょっとずつ投資しているイメージです。

レバレッジ商品(最後の2つ)は2021年の下半期に急騰したのを見て、とりあえず宝くじ的な感覚で”にわか”で買い、結果爆損していました。2023年末にはトントンくらいには戻ってきました。

国内ETF

国内ETFは日本で上場しているETFです。私が投資しているのは以下のもので、投資対象はアメリカのNASDAQ100です。

保有銘柄
  • MAXIS ナスダック100上場投信(銘柄コード2631)

→評価額51万円ほど(2023年12月末)

信託報酬(手数料。低い方がよい)は税込0.22%で、純資産総額は2023年12月29日時点で158.9億円です。

アメリカのハイテク株を主とするNASDAQ100に投資できる投資信託または国内ETFで信託報酬が低いものを探していて、購入し、保有していました。ただ、2024年からの新NISAに向けて半分以上売却し、残っている分が上記のものです。

2024年中には残りも売却して、新NISA(成長投資枠)でニッセイNASDAQ100インデックスファンドを購入しようと思っています。

今からNASDAQ100に連動するインデックス投資を始めるのであれば、以下の2つのうちどちらかをオススメします。

スクロールできます
アセット名称会社信託報酬純資産総額設定日
国内
ETF
NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信(銘柄コード1545)野村アセットマネジメント0.22%510.3億円2010年8月13日
投資
信託
<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.2035%226億円2023年3月31日

前者は設定日から10年以上経っていることと、純資産総額が多いことがメリットです。後者は信託報酬の安さがメリットです(ただ設定から日が浅く、実質コストはまだわかりません)。

トライオートETF

インヴァスト証券が提供するというサービスでも投資をしています。こちらでは、TQQQというNASDAQ 100の3倍の値動きをする米国ETFで自動売買をしています。しかし、NASDAQ 100のレバレッジ投信と同じで現状は損をしています(評価損)。

保有銘柄
  • TQQQ

→評価額109万円ほど(2023年12月末)

不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログで紹介されていたTQQQのプランを真似して設定しています。当該ブログの管理人である鈴さんは既にトライオートETFのTQQQ戦略は撤退しているようですが、私は今のところ続けています。

ただし、TQQQの自動売買注文に関しては新規稼働が制限されているため新規の発注は不可能です。

暗号資産(仮想通貨)

2024年がビットコインの半減期を迎える年であるため、上がる公算が高いと判断して、家計でも購入しました。

保有銘柄
  • ビットコイン(BTC)

→評価額100万円ほど(2023年12月末)

ボラティリティ(価格の振れ幅)が大きいものなので、資産全体の10%以内にすると決めています。

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子どもの口座(ジュニアNISA含む)

子どもの証券口座はで開設し、ジュニアNISAは可能な限り満額まで購入しています。

ジュニアNISA口座と子供の特定口座については、本記事冒頭の円グラフには含めていません。基本的に子供が18歳になるまでは売却しない(取り崩さない)予定のためです。

米国株式(ジュニアNISA)

米国株式は1株、2株しか持っていません。銘柄は以下です。

保有銘柄
  • Apple
  • Microsoft

→評価額10万円ほど(2023年12月末)

将来子供に「(子供は)実はAppleとMicrosoftの株主なんだよ」というためです。「だから何」という感じですが、遊び心というか金融に興味をもってほしいからです。笑

子供が理解するころにその2社がしっかり有名企業として残っていることを願っています。

国内ETF(ジュニアNISA)

子供用の国内ETFもNASDAQ 100を対象とした以下銘柄です。

保有銘柄
  • 上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)H無(銘柄コード2568)
  • MAXISナスダック100上場投信(銘柄コード2631)

→評価額131万円ほど(2023年12月末)

こちらも前述の状況と同じで、買い始めた最初は上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)H無(銘柄コード2568)が一番信託報酬が安く、その後MAXISナスダック100上場投信(銘柄コード2631)が設定されたのでした。

投資信託(ジュニアNISA)

子供用の投資信託も大部分はアメリカ株のS&P500に連動するインデックス投資です。あと子供用口座でも欲を出して買ったNASDAQ 100のレバレッジ投信を持っています。かなり損していた当該投信ですが、一応プラスには戻りました。

保有銘柄
  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  • iFreeレバレッジNASDAQ100

→評価額314万円ほど(2023年12月末)

日本株(特定口座)

日本個別株ではタカラトミーを100株持っています。

保有銘柄
  • タカラトミー(銘柄コード7867)

→評価額22万円ほど(2023年12月末)

これは子供がトミカにハマっているため、株主優待のトミカ狙いです。子供がトミカに興味をもっているのが何歳までかわからず、どこまでこの株を長期保有するかちょっとわからないので、ジュニアNISAではなく特定口座で購入しました。

個人

個人(お小遣い的な)の投資は、トラリピ、米国株ETF、暗号資産です。

トラリピ

トラリピはが提供している外国為替証拠金取引(FX)の取引手法で、「トラップリピートイフダン」の略です。

FXとは

FXは名前だけは少し聞いたことがあるかもしれませんが、簡単に例を出すと円高のとき(1米ドル=100円)のときに米ドルを買って、円安のとき(1米ドル=110円)のときに米ドルを売ることで、差益を得る取引です。

実際に持っているお金よりも多くの取引ができる反面、適切にリスク管理をしなければ逆に大きな損を被るものです。

イフダン(If Done)注文とは

「イフダン」というのは注文の仕方で、例えば、(1)もし1米ドル100円になったら1単位買って、(2)その後1米ドル110円になったら買って持っていたポジションを売る、というのを事前に決めて注文するやり方です。(1)が執行されなければ、(2)も起こり得ないので、例えば先に1米ドル110円になったら何も起こりません。

このイフダン注文を、トラップのように複数注文し、かつ執行が終わってからもリピートするのが「トラップリピートイフダン」(トラリピ)で、株式会社マネースクエアの特許になっています。

トラリピと似たような注文システムは、他のFX会社でも提供していますが、トラリピは初心者でも最も簡単で使いやすいものだと思います。

最近更新できていないのですが、以下で紹介しています。

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米国ETF

個人で持っている投資商品は、旧NISA(つみたてNISAではない)で購入した以下の銘柄です。

保有銘柄
  • Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF(VTI)
  • Invesco QQQ Trust Series 1(QQQ)

→評価額56万円ほど(2023年12月末)

VTIは全米株式の指標に連動するもので、QQQはNASDAQ 100に連動するものです。要はこれらもアメリカ株のインデックス投資です。

暗号資産(仮想通貨)

保有銘柄
  • ビットコイン(BTC)

→評価額40万円ほど(2023年12月末)

暗号資産(仮想通貨)は2022年1月から1年間積み立てましたが、2022年12月に一部は損切りしてしまいました。

2023年はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のみ積み立て、イーサリアムは年末に利益確定しました。

2024年は、アメリカで暗号資産の現物ETFが上場承認され、ビットコインの半減期というイベントもありますので、上がるのではないかと期待しています。

最後に

以上が、私が行っている投資でした。変更があればこちらを随時更新していきたいと思います。

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この記事を書いた人

経理・財務経験が6年程度の大学職員です。

資格:簿記2級、FP2級、TOEIC L&R 880点
投資年数:10年
投資経験:投資信託(インデックス投資)、米国ETF、トラリピ(FX自動売買)、トライオートETF(株価CFDの自動売買)、暗号資産(仮想通貨)

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