さて、お久しぶりです。だいぶ更新が滞っていました。その理由の一つはTOEIC Listening & Reading(以下、「TOEIC」という記載は特に断りがなければL&Rを指す)の勉強を本気で頑張っていたからです。
英語を勉強し始めて早2年、明確に英語力のアップがわかるバロメーターを探していたところ、TOEICの抽選にやっと通ったので、900点を目指して勉強しました。
本記事では、その勉強法について備忘録としてメモっておきたいと思いますので、私と似たような英語学習歴だったり、何か資格試験の結果をとっておきたいという人は読んでいただければ幸いです。
※12/3にインターネットで結果が確認できましたが、あと一歩900点に及ばず、という結果になりました。公式認定証が届いたら、また記事にしたいと思います。
前提
まず、そもそもどれくらいの英語力を経てきたのかを書きたいと思います。結論としては以下のとおりです。
中学3年生:英検準2級合格
高校・大学:鳴かず飛ばず。成績は可もなく不可もなく
大学3〜4年生(就活):TOEIC L&R 450〜500点
就職直後:TOEIC IPテストがたぶん手ごたえ500点くらい(点数は教えてもらえず)
2019年5月:TOEIC L&R 800
私は、高校受験で大学の附属校に入ったため、(現在を除くと)英語力のピークは中学3年生です。苦笑
高校・大学は部活やサークルにあけくれまして、英語は中の下くらいだったと思います。ゼミや卒論でも英語の文献は避けましたよ、ええ。
そして就活がはじまり、その頃の点数は450〜500点くらいでした。(就職するまでその最高点は変わらず)
就職後にTOEIC IPテストを受けさせられたときもたぶんそれくらい(人事は結果の点数を教えてくれなかった)
その後数年、自分の同期や、一つ下の代から直近の新人も英語できる人がたくさんいて、ちょっとコンプレックスでした。
その他にも英語を勉強するきっかけはあったのですが、詳しくはまた別記事で書こうと思います。
2019年に受けたときは800点をとることができました。受験した回のスコア分布を見ると上位15%くらいには入るみたいです。その時書いた記事はこちら↓
なぜTOEICか
たまに、次のような言説を聞きますよね。
TOEICなんて英語力じゃなくて、試験のテクニックで解けるテストだよ
TOEICが800点とか900点とか高得点でも、喋れない人はいっぱいいる
それらの意見を否定はしません。たしかにそうかもしれません。しかし、私がTOEICを選んだのには3つ理由があります。
他の英語試験より比較的簡単(点がとりやすい)
インターネットやYouTubeで英語学習に関する記事・動画を見たところ、英検準1級や、TOEFL、IELTSと比べて、TOEICの方が比較的難易度が低いようでした。
試験時間もTOEICは2時間ですが、TOEFLは3時間、IELTSは2時間40分〜2時間55分程度、英検準1級は一次試験2時間、一次合格後の二次試験はスピーキング約8分です。以上から、TOEICが一番時間が短いです。
またTOEICではスピーキングがありません(スピーキングがあるのはTOEIC S&Wという別の試験)。なので、多くの日本人が苦手なスピーキングをする必要がありません。
就職・昇進において日本企業はTOEICのスコアを(何故か)重視している
就職・転職・昇進において、日本企業は(何故か)TOEICの点数を見ています。外国人とのやり取りはメールのやり取りが多いからでしょうか。そのおかげか、世間一般の会社員の人々にもTOEICの認知度は高いです。したがって、TOEICで900点取るだけで「すごい英語できる人」っぽいイメージを得ることができます。錯覚資産と呼ばれたりもしますね。
受験料金が比較的安い
- TOEIC 6,490円
- TOEFL $235 (1$=105円とすると24,675円、1$=140円とすると32,900円)
- IELTS 25,380円
- 英検準1級 8,400円
見てのとおり、TOEICが一番安いです。
⇒以上、3つの理由からざっくり端的にいうと、いわゆる「コスパが良い」ということです。
勉強法
基本的にはAtsueigoを参考にしました。当初の目標は、英単語帳を10週、模試を15回(15種類)解くでしたが、残念ながら計画倒れしました。苦笑
それでも英単語帳は7週、模試は9回できたので、よしとします。
英単語
基本的には見て覚えることを目標とし、1単語につき長くても1分見て次の単語に行くようにしていました。1回で覚えられなくてもOKとし、高い回転率で、何周もすることを心がけました。だいたい7週くらいやったと思います。
使用した単語帳は以下のものです。前に買って、持っていたため再利用しました。
基本的には、通勤時間(電車)内でやっていましたが、家でもやりました。電車内だとすごい小声でしか発音できないのが残念です。
問題演習
基本的には、本番とできるだけ同じ環境で、時間を計って解いて、復習をするというスタイルでした。
リスニングの音声は、極力PCのスピーカーで聞きました。
実際に使用した問題集は以下のものです。
『スコアが上がるTOEIC L&Rテスト本番模試600問 』は、2,100円+消費税で買えて、600問(模試3回分)ができるのでコスパがいいため購入しました。問題の質としても、公式に劣らないと感じました。
その他は公式問題集を解きまくりました。お値段は少し高いですが、「公式」なのでクオリティが一番本番に近いです。また、きれいに使えばメルカリなどのフリマアプリで高めに売れると思って、ためらわずに買いました。たぶん定価の8割くらいで売れるのではないかと推測しています。
苦手部分の強化
TOEICの問題の解き方、特に英語力以外のテクニックについて、おさらいしたかったため、以下も買い、勉強しました。この本に記載の技術を使ってみたら、リスニングPart4の正解率がぐっと上がりました。また、付属の模試もやりました。
やはり英語力もさることながら、以下に効率よく短時間で解けるかが大事になってきますね。
文法(Part5)が苦手だったので、以下の書籍も買って行いました。こちらは全問をさらうことはできなかったのですが、苦手部分の強化には役に立ったと思います。
オンライン英会話
これは、TOEIC対策に、という訳ではないのですが、私はかねてよりインターネット英会話のレアジョブをやっていました。フィリピン人講師と、1回25分のレッスンを週に5,6回受けていますので、これがTOEICのリスニングのためのトレーニングにはなったと思います。
ちなみに現在はCamblyという主にネイティブ講師とのオンラインレッスンができるサービスを利用しています。比較については以下の記事をご覧ください。
TOEICから少し逸れますが、英語を「話す」ためには、話す練習が絶対に必要ですので、対面の英会話スクールと比べてとてもリーズナブルなオンライン英会話は非常に有用だと感じています。始める前の心理的な敷居は高いですが(私もそうでした)、まずは無料体験のみでもやってみることをおすすめします。
\ 初心者におすすめ /
最後に
以上のことをやって、試験に臨んだ結果、しっかり時間内にPart7まで解き終わることができました。本番前日の問題演習では、問題を解き終わらないし、正答率も微妙で900点は全然行きそうになかったので、本番を時間内に解き終えることができて少し安心しました。
しかし、手応えとして900点に行ったかどうかはかなり微妙なラインだと思っています。結果が出たら、また記事にして報告しようと思います!
※結果についてはあと一歩900に届かずというところでした。結果は以下でまとめています。