オンライン英会話の比較(レアジョブ、Cambly、ネイティブキャンプ)

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新年や新年度、新学期になり、新しい目標として「英語をできるようにする!」と考えている人、かねてから「英語の勉強しなくてはなぁ」と思っていた人、会社の昇進条件にTOEICのスコア条件がある人、そんな人たちに向け、本日はオンライン英会話のことについて書きたいと思います。

結論からいうと、英語力(特にスピーキング力)を上げるためには、オンライン英会話はめっちゃおすすめです。リーズナブルな金額で英語が公用語である国の人と英語を話す機会が持てて、ステイホームの時期でもできます。

私は、約2年前に海外空港での免税手続きで涙目になった悔しい思いなどを経て、オンライン英会話のレアジョブを始め、200時間以上、レッスンを受講しています。

レアジョブのスマホアプリのホーム画面

また、2020年秋からは前々から気になっていたオンライン英会話であるCambly(キャンブリー)を受講し始め130時間以上レッスンを受講しています。

今回は私が受講したことがあるレアジョブ、キャンブリー、ネイティブキャンプについて比較していきたいと思います。「オンライン英会話って何?」という方や、「オンライン英会話やってみたいけど、どれにすればいいかわからない」という方の参考になれば幸いです。

目次

そもそもオンライン英会話って?

簡単にいうと、自宅などからオンラインでSkypeや、各社の独自プラットフォームのビデオ通話を用いて、外国人からレッスンを受けられる英会話です。

対面の通学型の英会話スクールと比べてメリットとデメリットを挙げると以下です。

メリットデメリット
料金が安い(一番重要)
時間の融通がきかせやすい(朝早くや深夜でも受講できる)
講師の数がかなり多い(予約しやすい)
通信状況が悪い講師がたまにいる
講師の質・経験値に差がある
人気の講師は予約がすぐ埋まる

メリットに関して、ちなみに私は通学型の英会話スクールも通ったことがありますが、50分レッスン×24回の受講で20万円強しましたし、忙しいときはスクールに行く時間が取れなかったり、他の人で予約がいっぱいで予約ができないこともありました。

オンライン英会話なら(プランにもよりますが)最安で3,000円台から受講できますし、海外在住の講師とのレッスンなのでいい意味で時差があり受講できる時間帯が広いです。また講師も多いので「予約がとれない」ということはありません。

デメリットに関して、フィリピンなどの国では、通信環境がいまいちな講師もおり、音声やビデオが途切れたりします。講師全体から見ればそういった講師は大分少ないですが、出会う可能性はあります。

講師はベテラン(講師歴何十年)もいれば、新しい人(大学生や大学卒業したばかり)もいて、講師の質もばらついています。もちろん、最低限のスキルは持っています(運営会社がふるいにかけています)が、教えるのが上手い講師、お気に入りの講師をブックマークしたり、レビューの高い人を調べて選んだりする必要があります。

先程、メリットで「予約しやすい」と書きましたが、「空いている講師がいないから受講できない」という状況にならない、という意味です。多くの受講者から人気の講師はやはり予約しづらいです。ただ、講師全体の母数は多いので、教えるのがうまい講師も結構多い(はず)です。

TOEICにも効果あるの?(もちろんあります)

私がTOEICで615点から800点にスコアをアップさせたときは、正直TOEICの勉強に取れる時間が少なかった(サボリ気味だった)のですが、Listeningでは95点アップ、Readingでは100点アップしました。全てがオンライン英会話のおかげだとは言いませんが、確実に恩恵はありました。

もちろん、TOEIC対策だけに特化した勉強をしたほうが、短期間で効率的にTOEICの点数が伸びるという意見もあって、私もそれは否定しません。しかし、それだと「話せる」ようにはなれないことが多いです。なぜならスピーキングの練習をしなくても済むからです。

私の場合、「それならオンライン英会話をやって、実際に話せるようになった方がいいに決まっている」と思っています。

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TOEICを7ヶ月で185点上げた方法(615→800) さて今回はTOEICのお話です。   2018/10/28にTOEICを受け、全然スコアが出ないことに少しへこみ、少し勉強して、2019/5/26にTOEIC受けました。   まずは2018/...

結論(比較表)

スクロールできます
レアジョブCamblyネイティブキャンプ
月額料金
料金プラン毎日25分プラン
7,980円/月
週2.5時間プラン
11,672円/月
(キャンペーン利用)
レッスン受け放題
7,480円/月
講師の国フィリピン人講師ネイティブ講師ネイティブおよび
非ネイティブ
(最も多いのはフィリピン)
利用可能時間
6時〜25時(深夜1時)
24時間24時間
レッスン予約無料
1回ずつ
無料
複数レッスン予約可
有料
500コインで1,000円〜
日本語サポート
教材の量・質
レッスン自動録画あり
レッスン録音・
文字起こし
レッスン履歴から自動文字起こし確認可
チャットの自動翻訳あり
おすすめ対象者
(初心者or中上級)
初心者中上級初心者〜中上級
公式サイト

レアジョブとは

オンライン英会話の大手で、2014年に東証マザーズ上場、2020年に東証一部に市場変更した会社です。

特徴としては、講師はほぼ全員フィリピン人で、料金が安く、教材(実用英会話)が体系化されていて、初心者に非常におすすめです。

実際に受講して感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
月額7,980円(税込)で毎日25分受講可能の日常英会話コースは料金が安い
教材(実用英会話)には、ネイティブが使うようなイディオムも含まれているし、新しい表現を使う練習が組み込まれているので、結構良い
レッスン開始時間の5分前まで予約が可能、レッスン開始時間の30分前まで予約のキャンセルが可能ということで、予定の変更があっても予約しやすい
ネイティブスピーカーと比べると、良くも悪くも聞き取りやすい
12,980円(税込)で毎日25分のビジネス英会話コースでは、コース限定の教材があるが、教えられる講師が少ない。(私がコロナ禍で受けるようになった朝の時間帯は特に)
教材(実用英会話)は、レッスンの進み方が均一化されているので、悪く言えばマンネリ化して飽きてしまう
微妙な講師にあたった場合、その日はその講師とレッスンするしかない。講師が入室してこない場合でも、その日のレッスン時間が消費される。
ネイティブスピーカーと比べると、良くも悪くも聞き取りやすい
持ち込みでプレゼンの練習をしたい場合、PowerPointなどファイルの送信ができないので不便。(顔を写すカメラにスライドの印刷物を写すくらい)

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Cambly(キャンブリー)とは

Cambly(キャンブリー)は、Google出身者が2013年にサンフランシスコで起業してできたオンライン英会話レッスンの会社です。そのままサービス名にもなっています。特徴は24時間いつでもネイティブスピーカーとレッスンができることです。(レッスン時間はプランによる)

実際にサービスを利用して感じた、メリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
基本はネイティブ講師のみで、10,000人以上の講師がいるので、ネイティブの発音やスピードに慣れることができる
予約なしでもすぐに受講できる(予約もできる)
予約の上限がない
24時間いつでも利用できる
微妙な講師とあたった場合、早く切り上げれば、未消費の時間で他の講師とレッスンできる。講師が入室してこない場合、レッスン時間が消費されない。
グループレッスンができ、他の受講生の英語を聞いたり、意見・アイデアを聞いたりできる
Cambly AIというAIとのレッスンが無料で行える
レッスンが自動録画され、あとから確認できる(動画ダウンロードもできるし、自動文字起こしも付く)
チャットボックスに機械翻訳機能がある
教材の内容は、生徒のスピーキングを促す内容で良い。IELTSなどのスピーキング対策教材もある
メッセージ画面でファイルの送信ができるので、持ち込みでプレゼンの練習や英語文書の添削をしてほしいときに便利
他のフィリピン人講師がメインのオンライン英会話より値段がやや高い(週5回30分のコースは、キャンペーン利用で最安でも月あたり13,895円(税込)※12ヶ月プランを1か月あたりに換算)
教材のユニット数はやや少ない印象
英会話初心者で、全く英語できない状態から始める場合は、結構辛い(気がする)

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Camblyの料金体系は、1回あたりのレッスン時間、週のレッスン回数、何ヶ月分先払いするか、で値段が変わります。1回あたりのレッスン時間は、15分、30分、60分から選べ、週のレッスン回数は、1回、3回、5回、7回から選べます。支払い方法は、1ヶ月プラン、3ヶ月プラン、1年プランから選べ、長いプランの方が割引がされます。

2022年10月1日に為替の影響から価格改定がありましたが、2023年8月10日からもさらなる価格改定がありました。ただ、すでに利用中(契約済)の利用者については従来の料金で自動更新ができます。

ネイティブキャンプとは

オンライン英会話としてはかなり有名で、2017年に設立の日本の会社です。

特徴としては、さまざまな国の講師とレッスンし放題で、料金が安いのでコスパとしては最強なオンライン英会話サービスです。

実際に受講して感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
月に7,480円で、レッスン受け放題という圧倒的なコスパ
予約なしでもすぐに受講できる
24時間いつでも利用できる
自分でレッスンの方向性(どんなことをその日勉強したいか)を計画できる場合はやりやすい
録音と自動文字起こしが可能
レッスン予約には別途有料でコインを取得する必要がある
ネイティブ講師のレッスンも別途有料コインが必要

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自分に最適なオンライン英会話を選ぶ方法

最適なオンライン英会話を選ぶにはまず、目的・ゴールを明確にしましょう。以下のようなものが考えられます。できるだけ定量的なもの(数値や点数で測れるもの)がよいです。

  • TOEIC L&Rで800点を取る
  • 業務で使う英会話を最低限できるようにしたい。英語メールの作成時間・英語対応の時間を30%減らせるようにする。
  • 旅行で困らないくらいの英語力をつけたい。空港での英会話、買い物やレストランなどでの英会話、ホテルでの英会話を滞りなくこなせるようにフレーズを覚えて使えるようにする。   ・・・etc

その上で、必ず体験レッスンを受けて決める!ということに尽きます。

私が2年ちょっと前にレアジョブを開始する際は、事前にレアジョブとDMM英会話の無料体験を受講しました。その時は、DMM英会話よりもレアジョブの方がレッスンの質が良かったように感じたのでレアジョブにしました。(単なるくじ運の要素もあります)

2020年にCamblyを始めたときも無料体験を受け、良いサービスだなと確認してから入会しました。

個人的なおすすめ

私はこれまで、を使ってきました。その中で以下のようなオススメとなります。

レアジョブがおすすめな方

  • 「初心者でオンライン英会話は初めてでちょっと不安だな」という方
  • まずはしっかりオンライン英会話がどういうものか慣れたい方
  • 日本語での学習相談もしたい方は無料カウンセリング​と​日本人講師のサポートレッスンを受けられる

Camblyがおすすめな方

  • ちょっとフィリピン人との英会話がマンネリ化してきた
  • いろいろな国のネイティブスピーカーの英語も聞いてみたい
  • 違う教材を試してみたい
  • 毎日(週7回)はやらないけど、レアジョブの週2回プランだと少ないという方(camblyは週3回プラン、週5回プランもあります)

ネイティブキャンプがおすすめな方

  • 受け放題という圧倒的なコスパを求めている
  • いろいろな国の英語も聞いてみたい
  • レッスン予約はできなくても、空いた時間に都度レッスンをできる

私の場合

私の場合、TOEIC600点レベルかつスピーキングはダメダメなレベルから、レアジョブを2年位やって、その後Camblyに移りました。この流れでやったのは良かったなと思っています。人によって英語力の向上具合が違うので、年数・月数は人それぞれでいいと思いますが、私のような流れで移ると、Camblyに入る時点でもある程度基礎はできていますので、そこそこ会話できます。

(もちろん同じようなセンテンスでもCamblyではネイティブの英語が聞き取れずに苦労することはありますが苦笑)

キャンペーン情報

新年、新年度、新学期などの区切りでは、オンライン英会話各社でお得なキャンペーンをやっています。

今回紹介した、レアジョブとCamblyもキャンペーンをやっていますので気になる方はチェックしてみてください。

レアジョブのキャンペーン(2024年11月)

2024年11月7日(木)14:30〜11月12日(火)23:59まで、期間内に有料会員に登録すると、対象プランの初月のレッスン料が1円!というキャンペーンを行っています。

料金支払ページでキャンペーンコード「24no01」を入力の上、割引料金に切り替わったことを確認し手続きしてください。

【対象プラン】
日常英会話コース
 ・毎日25分プラン
 ・毎日50分プラン
 ・毎日100分プラン
 ※月8回プラン除く
ビジネス英会話コース

3か月間、プランを継続する必要があります。

\ キャンペーン実施中 /

Camblyのキャンペーン(2024年11月 最大50%OFF)

キャンブリーは結構頻繁にキャンペーンをやっている印象ですので、その都度このページを更新しています。

11月は、711月4日(月)から12月2日(月)まで以下のキャンペーンが開催されています。

◎ 「Cambly BLACK FRIDAYセール」概要

期間:11月4日(月)から12月2日(月)まで
セール内容:Camblyのプライベート+プラン・グループプランの1年コースが50%オフ、3ヶ月コースが25%オフ

・Cambly Kidsは対象外。
・すでにご利用中のレッスンプランをお持ちの場合、本割引は現在のプランとは異なるプランを購入する際にのみ適用。
・本セールは、2024年12月2日23時59分(日本時間)に終了。
・他のオファーとの併用はできません。本セールの割引は、アカウントまたは個人につき1回限り適用。
・プロモコードの適用は不要。レッスンプラン購入ページで自動的に割引が適用され、割引後の料金が表示される。
・割引後の料金には、消費税が含まれる。
・最終的な料金は、地域ごとの料金調整や通貨の違いにより、製品やサービスがアクセスされる国によって異なる場合がある。
・追加の条件が適用される場合がある。
・本セールは予告なく変更・終了となる場合がある。

また期限なし(終了日未定)のキャンペーンとして、サブスクリプション購入ページにてプロモコード「 newstart10 」を入力すると12か月プランで最大42%OFFとなるというものもあります。

\ キャンペーン実施中 /

私は2021年1月のキャンペーン時に、30分×週5日×12ヶ月プランにアップグレードしました。週に5日くらい習慣化して英会話をすると結構成長を実感できるようになります。

ちなみに、アカウント情報の「紹介コード」という部分に「HXEU5DDS」と入力すると、無料体験時間が10分間付与されるはずですので、こちらもお試しください。

ネイティブキャンプのキャンペーン(2024年6月)

ネイティブキャンプでは7日間無料体験ができます。また無料トライアル終了後にそのまま入会するとAmazonギフト券が5,000円分もらえるキャンペーンが2024年7月に開催されています。

私も過去に同様のキャンペーンで入会しました。無料レッスンで試してみて、自分に合わなければ入会しなければいいだけなので、ぜひ試してみてください。

\ 公式サイトはこちら /

最後に

「なにか英語に関する新しいことを始めてみたい」「今年こそは英語を向上させるぞ」「外国人と話すの怖い」という方は、ぜひこの機会に無料体験を受けて、自分でも続けられそうと感じたら、オンライン英会話を始めてみるといいと思います!

合わない可能性も考えると、いきなり有料プランを申し込むのはあまりオススメしません。

ちなみに、始めてみたはいいけど、なかなか継続してレッスンを受けられなくて困っているという方は以下の記事をご覧ください。

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この記事を書いた人

経理・財務経験が6年程度の大学職員です。

資格:簿記2級、FP2級、TOEIC L&R 880点
投資年数:10年
投資経験:投資信託(インデックス投資)、米国ETF、トラリピ(FX自動売買)、トライオートETF(株価CFDの自動売買)、暗号資産(仮想通貨)

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