大学の経理・財務で働きつつ、2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得した私が、効果的な節約について紹介していきます。
節約というと、小まめに電気を消したり、数円〜数十円の節約のため時間をかけて遠くのスーパーに買い出しに行ったりといったことを思い浮かべがちですが、正直それらはそこまで有効とは言えません。費用対効果が悪いです。(無駄とまでは言いませんが)
なぜなら、「お金」だけではなく「時間」や「手間」というのも費用(コスト)だからです。面倒な割にあまり節約にならなかったりします。
以下の方法は、契約変更など最初に手間がかかりますが、それ以降は何も意識せず生活コストを下げられるものですのでおすすめです。また私が実行しているもののみ紹介しています。
投資や資産運用より前に、支出を最適化するのが先ですので、本ページでは、投資・資産運用のことは書いていませんのでご安心ください(笑)
賃貸住宅の家賃
記事冒頭でも書いたように、変動費(食費など)を細かく節約するよりも固定費の削減が節約に効果があります。まず第一は住居費(家賃)の削減です。
減額交渉
賃貸の場合、家賃の値下げ交渉はやってみるべきです。長く住めば、賃貸物件も築古になっていき価値は下がるわけですから、家賃が据え置きのままというのは解せないですよね。
(逆に、年数が経過して築古になっての価値低下よりも、家賃相場の上昇が大きければ、家賃の値上げ交渉をされることもあるかも知れません)
これもリベラルアーツ大学というサイトを運営している両氏の動画が参考になります。
かくいう私も、ちょうど更新のタイミングなので、チャレンジしてみましたが、結果は失敗でした。その点は以下の記事に書いていますので、よろしければご覧ください。
家賃が安い場所へ引っ越し
これは、言葉のとおり・イメージするとおりです。家賃が安い場所へ引っ越せば、月々にかかる家賃が減りますので、お金は格段にためやすくなります。
ただし、家賃が安くなるということは、何かしら住居の条件を緩めることになるので、よく考えなければなりません。
- 通勤時間が長くなる
- スーパーやコンビニが遠くなる
- 駅から遠くなる
- 築古になる
- 面積が狭くなる
こういったことが起こりえますので、何が妥協できるか、もしくは今の家賃のまま利便性を優先させたいのかは考えましょう。
通信費(格安SIMや大手キャリアのサブブランド)
大手キャリア(docomo・au・SoftBank)で携帯電話を契約してる人は、格安SIMに変えることをお勧めします。
大手キャリアで月々7,000〜8,000円払っている人であれば、料金が4,000〜6,000円下げられます。
詳細は以下をご覧ください。
最近では、大手キャリアでも安めのお得なプラン(ドコモのahamo は20GBで2,970円)を出していますし、サブブランド(UQ mobile, Y!mobile)も人気ですので、通信速度を求める人はそれらにするのも良いと思います。
私のオススメはNUROモバイルです。通信速度と月々の通信容量のバランスがよいと思っています。詳細は以下の記事をご覧ください。
\ 通信速度と容量のバランスが良いキャリア /
生命保険
人生で二番目に高い買い物と言われる生命保険ですが、皆さん保障の範囲が適切ですか?特約付けすぎていませんか?
私のオススメは、会社の団体保険(掛け捨ての死亡保障)とネット生命保険です。
詳細は以下をご覧ください。
楽天経済圏
楽天経済圏とは、楽天カードをはじめとした、様々な楽天のサービスをひっくるめたものです。楽天ポイントをザクザク貯めて、ポイントを使って節約するのです。
ただ、必要のないサービスを無理に使うと本末転倒なので、自分が必要なもののみ使ってみましょう。
詳細は以下をご覧ください。
楽天以外のポイントでいうとTポイントもありかなと思っています。ただ、その他多数の種類のポイントはあまりオススメしません。その辺のことは以下で書いていますのでご覧ください。
クレジットカード
キャッシュレスの元祖、クレジットカードです。クレジットカードのポイントを貯めて、それで節約しましょう。私はたとえコンビニで108円の支払いをするときでもクレジットカードを使います。
私が思う一番使い勝手が良いクレジットカードは楽天カード です。夫婦での共通の支出は楽天カードから払っています。
個人用(お小遣い用)ではPayPayカードを使用しています。
ちなみに支払い方法は原則は一括払い(一回払い)にしましょう。なおかつ、お金を払う時点で持っている銀行口座残高よりも高額な決済はしないほうがよいです。使いすぎ防止のため。
ちなみにリボ払いは、めちゃくちゃ手数料を取られていく悪魔の契約なので、使ってはダメです。苦笑 詳しい仕組みを知らずともいいんです。「リボ払いはするな」を家訓にしましょう(笑)
ふるさと納税
ふるさと納税は、簡単に言うと地方自治体に寄付をして、自己負担2,000円だけで、返礼品を貰えるという制度です。
年収によって、自己負担2,000円で済む寄付額が異なりますので注意は必要です。
詳細は以下をご覧ください。
節約に関してのマインド・意識
実際の項目としては、上記で述べてきた方法が主なのですが、その他の細かい部分や、マインド・意識については以下の記事で紹介しています。
私が独身時代に挙式費用の半額程度を貯めたときのマインドややったことは以下の記事をご覧ください。
結婚してから4年で1,000万円貯めたマインド・方法については以下をご覧ください。
家計簿アプリ
私は、家計簿アプリとして、マネーフォワードMEを使用しています。無料プランなので、個人用(小遣い用)のお金のみで使用していますが、非常に便利です。
「何にお金を使っているのかよくわからんけど、お金がたまらない」という人は家計簿アプリを使うべきです。
もっと詳しく知りたい方は以下もご覧ください。
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最後に、付けておくと役に立つ知識の紹介です。結論としては、簿記とFPです!
詳細は以下をご覧ください。